柿渋による木材の着色仕上げに関する研究

Translated title of the contribution: Coloration finish by "KAKISIBU" of the wood

Research output: Contribution to journalArticle

Abstract

岡山県森林研究所と行ってきた木材の柿渋仕上げに関する共同研究において,媒染剤を用いた柿渋の発色と,植物染料を併用した着色仕上げを実践的に研究してきた。柿渋を媒染剤で反応させることで従来の色相から明暗共に広げることができ,耐水性の補完も期待できる。特にチタンと鉄による媒染は有用性が高い。また,エンジュやスオウなどの植物染料を併用することで,多様なバリエーションを安全に得ることができる。多くの試験板で実践研究の後,15色の塗装仕様を確定した。この成果を元に柿渋仕上げの壁面パネルをデザインし,塗装原板を作成。平成23年度末,岡山県農業大学校の新築棟へ設置された。
Original languageJapanese
Pages (from-to)71-78
Number of pages8
Journal岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Volume150
Publication statusPublished - 2012

Cite this

柿渋による木材の着色仕上げに関する研究. / Yamamoto, Kazufumi.

In: 岡山大学大学院教育学研究科研究集録, Vol. 150, 2012, p. 71-78.

Research output: Contribution to journalArticle

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author = "Kazufumi Yamamoto",
year = "2012",
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pages = "71--78",
journal = "岡山大学大学院教育学研究科研究集録",

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TY - JOUR

T1 - 柿渋による木材の着色仕上げに関する研究

AU - Yamamoto, Kazufumi

PY - 2012

Y1 - 2012

N2 - 岡山県森林研究所と行ってきた木材の柿渋仕上げに関する共同研究において,媒染剤を用いた柿渋の発色と,植物染料を併用した着色仕上げを実践的に研究してきた。柿渋を媒染剤で反応させることで従来の色相から明暗共に広げることができ,耐水性の補完も期待できる。特にチタンと鉄による媒染は有用性が高い。また,エンジュやスオウなどの植物染料を併用することで,多様なバリエーションを安全に得ることができる。多くの試験板で実践研究の後,15色の塗装仕様を確定した。この成果を元に柿渋仕上げの壁面パネルをデザインし,塗装原板を作成。平成23年度末,岡山県農業大学校の新築棟へ設置された。

AB - 岡山県森林研究所と行ってきた木材の柿渋仕上げに関する共同研究において,媒染剤を用いた柿渋の発色と,植物染料を併用した着色仕上げを実践的に研究してきた。柿渋を媒染剤で反応させることで従来の色相から明暗共に広げることができ,耐水性の補完も期待できる。特にチタンと鉄による媒染は有用性が高い。また,エンジュやスオウなどの植物染料を併用することで,多様なバリエーションを安全に得ることができる。多くの試験板で実践研究の後,15色の塗装仕様を確定した。この成果を元に柿渋仕上げの壁面パネルをデザインし,塗装原板を作成。平成23年度末,岡山県農業大学校の新築棟へ設置された。

M3 - Article

VL - 150

SP - 71

EP - 78

JO - 岡山大学大学院教育学研究科研究集録

JF - 岡山大学大学院教育学研究科研究集録

ER -