ごみの分別行動とその意識構造モデルに関する研究

Yasuhiro Matsui, Masahiro Ohsako, Masaru Tanaka

Research output: Contribution to journalArticlepeer-review

Abstract

板橋区在住の区民を対象として, ごみの分別行動に関する意識構造を明らかにすることを目的にアンケート調査を実施した. 社会心理学分野においてこれまでに提案されている環境行動に関するモデルを参考に, 分別行動に関する規定因モデルを仮定し, パス解析手法を適用して規定因モデルの修正・提案を行った. また, 参加率の低い個人属性区分を明らかにするとともに, モデルにおいて規定因となっていた情報認知・環境意識の諸要因の状況についてこれら区分と他の属性区分を比較検討し, 参加率向上に向けた情報提供, 意識啓発の方向性を提案した.
Original languageJapanese
Pages (from-to)73-81
Number of pages9
Journal土木学会論文集
Volume2001
Issue number692
DOIs
Publication statusPublished - Nov 2001

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